近畿地方

三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
鳥羽「麺処 吉平」
伊勢市「ステーキの石かわ伊勢店」
平田町「北国亭」
桑名「高山ラーメン・石焼きビピンバ たがわ」
四日市「麺匠 門蔵」
彦根「ちゃんぽん亭総本家・彦根駅前本店」
貴生川「きぶかわ駅前飯店」
御室仁和寺「篝」
京都「らーめん惠比朱」
福知山「中華サン」
福知山「中華サン」
京都「新福菜館本店」
福知山「ふくちあん本店」
京都「スパイシーマサラ」
加茂「RAJA加茂店」
北新地「麺匠 一本道」
古市「パインコーン」
鶴橋「福島上等カレー」
新大阪「麺屋風迅」
岸和田「唯我独尊」
梅田「古潭・ホワイティ梅田店」
東淀川「珉龍・JR東淀川駅前店」
粟生「シルキーウェイあわの里」
相生「らーめん八角・相生店」
谷上「北神餃子」
豊岡「ぎょうざ健天」
豊岡「セブン」
和田山「バンビーノプラス」
姫路「飛龍」
尼崎「東来軒」
大和西大寺「マナビアン」
大和西大寺「マナビアン」
王寺「カレー専門店 横浜・王寺店」
奈良「熟成肉カレーうどん専門店・KAIUN本店」
和歌山「井出商店」
紀伊勝浦「とらや食堂」
和歌山「井出商店」
和歌山市「焼肉 香陽」


和歌山「井出商店」

2009-09-07 | 和歌山県

少し時間が経っちゃったけれど、
関西旅行で8月21日金曜日の夕食に和歌山の「井出商店」に行った。
ここは和歌山ラーメンのルーツといわれる店で、
JR和歌山駅から徒歩12~3分くらいの位置である。
事前に下調べをしていたわけではなく、
当日、売店で“井出商店”の和歌山ラーメンのインスタントが売っているのを見て、
急遽行こうと決めたのである。
そのため場所が全く分からず、駅前の地図などを頼りに訪問した。
オーダーは特製中華そば600円とゆで玉子50円。
ちなみにゆで玉子は麺のトッピングではなく、
普通にテーブルに置いてあるのを勝手に喰い、あとで支払いの時に自己申告する。
ここの店はテーブルに「早ずし」と呼ばれる鯖の押し寿司150円とゆで玉子が置いてあり、
それを喰ってラーメンが出来るのを待つというのが流儀となっているようである。
ゆで玉子を喰い終わった頃にちょうどラーメンが出来上がる。



麺はストレートでつゆは濃厚でドロッとしている。
トッピングはチャーシューとメンマ、葱は関西らしく青葱である。
こってり系が好きな人にはお勧めである。
比較的早い時間に行ったにもかかわらず、店は既に満席に近い状態だった。

ちなみにこの店では“和歌山ラーメン”という呼称は用いない。
つまり和歌山ラーメンが、通常の“中華そば”ということで、
看板にも「中華そば専門店」と書かれていて、和歌山ラーメンの文字はない。
これは広島で広島風お好み焼きを喰った時にも感じたのだが、
広島では広島風お好み焼きが通常のお好み焼きなのであり、
敢えて“広島風”とは付けないのだ。
同じ理屈がこの店でも伺えた。


御室仁和寺「篝」

2009-09-09 | 京都府

関西旅行の時、8月23日日曜日の昼に行ったのが、
御室仁和寺の喫茶店「篝」である。
ちなみに「篝」は「かかり」と読む。
ここは京福電鉄、通称「嵐電」の北野線御室仁和寺のすぐ近くにある。
この駅はその名の通り、京都の名所の一つ、“仁和寺”の最寄り駅だ。
駅を降りると目の前に仁王門が見え、
その途中にあるのがこの喫茶店である。
ここは喫茶店だが、何故かカレーフェアをやっていて、
ここで“黒カレー”800円をオーダーする。



色が黒いのはコーヒーが入っているからだそうで、
思ったよりも辛く、汗だくになってしまった。
観光地の飲食店は値段が高い割りには、味が期待できないところが多いのだが、
ここは観光地にしては良心的な価格で、カレーも良かった。
ただ、自家製ではなく、業者の納入したものかも知れない。
それでも北野白梅町で「ラーメン道」に行こうとして見つからず、
昼食抜きを覚悟の時に入った店なので、余計美味しく感じた。


粟生「シルキーウェイあわの里」

2010-08-06 | 兵庫県/閉店

関西旅行で神戸電鉄取材をした際、粟生線の終点粟生駅で昼食に入ったが、
「シルキーウェイあわの里」である。
ここはレストランに一部売店が併設されている店で、粟生駅の駅舎の一部となっている。
粟生駅は神戸電鉄粟生線のほか、JR加古川線、第三セクターの北条鉄道が接続する。
ここは地産地消をテーマに地元の野菜を使った料理を出す店として、
2009年11月22日にオープンした。
地元雄志で結成された“粟生駅前活性化委員会”が設置した。
店舗の整備は小野市が行い、設備費なども一部は市が助成している。
調理は専門の料理人がいるわけではなく、
地元の主婦など87人のボランティアが交代で担当する。

オーダーはカレーライス・大600円で、カレーライスにサラダとコーヒーが付く。



因みに普通のカレーライスが580円で、大になっても20円しか違わない。
味は素朴なカレーライスという感じで、
喩えるなら、“子供の頃、友だちの家に遊びに行って、
そこでお昼をご馳走になった時に食べたカレー”と云ったら伝わるだろうか。
自分のうちの“家カレー”ではないが、別の何処か懐かしい味である。
サラダの野菜も新鮮で、いい意味で青臭い味がする。
トマトも今風ではなく、子供の頃には苦手だった本物の味がするトマトである。
食後にコーヒーを出してくれたが、これも本格的に落としたもので、味も悪くない。
地元の活性化のためにボランティアがやっているから出来るのかも知れないが、
これだけのものを出して600円は正直云って安い。
ただ、そうめん定食550円という、そうめんをおかずにご飯を食べるという不思議なメニューもあったりする。
ここは地元のNHKが取材に来たみたいで、アナウンサーのサインが飾ってあった。
それほど期待せず、他に店がなかったので入ったが、
思った以上の食事が出来て大満足であった。
因みに“粟生”は“あお”と読むが、店名が“あわ”となったのは、
昔この辺りで良く粟が取れたからだそうである。


北新地「麺匠 一本道」

2013-06-13 | 大阪府

関西旅行1日目の1月12日土曜日の夕食に入ったのが、
大阪の北新地に位置する「麺匠 一本道」というラーメン店である。
ここは事前に梅田駅近辺で有名なラーメン店がないかをネットで調べ、
地図を持参して訪問したのだが、
それでも場所が分からず少し北新地の中を彷徨うこととなった。
オーダーはとろ玉ラーメン880円。
特製ラーメンが780円なので、それにとろーり味玉100円をトッピングしたのと同じである。
ラーメンは“背脂”と“ニンニク”の量が選べるのだが、
初訪問なので「普通」でお願いする。
程なくしてラーメンが出来上がってくる。



スープは濃厚な豚骨醤油であり、そこに背脂が振ってある。
とかと見た目ほどはこってり感もなく、むしろ豚骨にしてはあっさりしている。
北新地という場所柄、利用客を意識して敢えて押さえているのかもしれない。
店の壁に「豚骨、牛骨、鶏ガラを合わせた…」と書かれていることから、
単純な豚骨ラーメンではなく、豚、牛、鶏を合わせたスープとになっているようである。
麺はストレートでコシがあり、
トッピングはチャーシュー2枚、なると、炒めたキャベツ、刻み葱などで、
追加したとろーり味玉が切らずにそのまま乗っている。
黒いなるとが印象的だが、炒めたキャベツも意外とラーメンとの相性はいい。
チャーシューはトロトロで好みのタイプ、味玉の半熟加減も絶妙である。


京都「らーめん惠比朱」

2013-06-25 | 京都府

関西旅行の2日目の昼食に入ったのが「らーめん惠比朱」である。
本来は嵐電嵯峨から徒歩で行けるカフェで昼食を喰うつもりだったが、
電車の遅れなどで嵐電取材を予定より早く切り上げて京都まで来てしまったため、
ここで昼食を喰う場所を探した。
最初は別の店を考えていたが、そこは行列が長くてそのあとの予定に影響しそうだったため、
その店を探す途中で偶然見つけた「らーめん惠比朱」に入った。
京都タワーのある区画の裏側に位置する場所にありながら、
裏通りにあって車の走る表通りからは見えないため、12時台でも直ぐに着席できた。
オーダーはランチメニューの豚バラ丼セット880円。
ランチメニューはラーメンとセットになる定食で、
餃子定食、唐揚げ定食、明太子ごはんセット、豚バラ丼セットがある。
暫くしてラーメンと豚バラ丼が出てくる。



ラーメンは醤油ベースの豚骨味で、トッピングはメンマとチャーシュー、
そして本場らしく葱のが多めである。
店の前には「じっくりと煮込んだ鶏ガラ、
とんこつスープに秘伝の醤油を合わせた至極の一杯!
一回食べたらやみつきになるで!」と書かれている。
“やみつき”になるかどうかは分からないが、
思ったほど豚骨はきつくなく、あっさりしている。
豚バラご飯も美味しい。
因みに単品ではラーメンは600円、豚バラご飯は380円で、
昼のセットメニューでは100円引きになるようである。


大和西大寺「マナビアン」

2013-06-26 | 奈良県

1月の関西旅行で13日日曜日の夕食に行ったのが、
大和西大寺にあるカレー専門店「マナビアン」である。
ここは大和西大寺で食事を取るとしたら何処がいいかネットで検索し、
上位にランキングした店の中から選んで訪問した。
チャーシューカレーが常連の中でダントツの人気だということだが、
個人的に気になったのは“大和牛のビーフカレー”である。
価格は860円で、大和牛は“やまとうし”と発音し、
奈良地方では鎌倉時代から歴史があるという銘牛とのこと。
辛さは店の人が“中辛”でもかなり辛いというのでそれにした。



専門店らしく正攻法で造られた中に旨さが凝縮しているカレーだった。
大和牛の肉も美味かった。
スプーンは利き腕によって横からルーを掬いやすいように少し曲がっている。
店内には著名人のサインも沢山飾られていた。
余談だが、店主は奥さんと“やまとうし”という名の夫婦デュオをやっているようで、
店内にはそのCDも売られている。
またメディアの出演情報も掲示されていた。


相生「らーめん八角・相生店」

2014-09-10 | 兵庫県

2014年3月に若桜鉄道と智頭急行の取材に出掛けた。
本当は鳥取に宿泊するつもりだったが、
何処の満室でホテルが取れなかったため、山陽側に出て相生のホテルに泊まった。
その日の夕食にいったのが「らーめん八角」である。
事前に相生で夕食が喰えそうな所を調べ、ここを選んでおいた。
ところがせっかく事前に調べたのに、
肝心の場所を表示した地図をネットから引き出しプリントアウトするのを忘れ、
夜の相生をぐるぐると歩く羽目になってしまった。
宿泊したホテルもあり、どちらかという繁華街のあるのは南口だが、
「ラーメン八角相生店」は北口の国道2号沿いにあった。
国道沿いの店らしく、敷地の半分は駐車場になっているのだが、
駐車場全体を覆う屋根がついている。
雨の時などは濡れずに済み、クルマでの来店にはいいが、
夜に当てもなく歩いていると今ひとつ見つけづらい。
オーダーは新生豚骨しょうゆらーめん730円。



“新生”と冠してあるからはたぶん旧作もあったのだろう。
通常メニューとは別に1枚メニューに紹介されていたもので、
「更に濃厚・クリーミーに改新!!」と書かれている。
ただ、豚骨味なのだが特別に濃厚という感じはせず、
九州ラーメンとはちょっと違う独特の味のスープ。
麺は通常の太さの中細麺で、
トッピングはもやし、海苔、玉子、そして刻んだ葱。
さらにチャーシューもトロトロで美味しかった。


鳥羽「麺処 吉平」

2015-04-09 | 三重県

紀伊半島の旅の1日目、鳥羽での昼食に入ったのが「麺処 吉平」。
鳥羽は海辺の観光地だけあって、路面店はみんな海産物を扱う店ばかりだった。
そんな中で鳥羽駅の近鉄側の出入り口から、
国道42号線を挟んだ海側の場所に「鳥羽一番街」がある。
ここは真珠や鳥羽のお土産を売るショッピングセンターで、
そこの3階が食堂街となっている。
いくつかの店舗が入っていて、やはり海産物を扱う店が多かったが、
その中で気になったのがこの「麺処 吉平」である。
ラーメン、蕎麦、うどんと麺類を中心に扱う店だが、
店の外に写真入りで「伊勢うどん」が宣伝してあった。
考えてみれば伊勢に来て伊勢うどんを喰わないのではバチが当たる。
まあ、伊勢に来て伊勢神宮を参拝しない方がもっと悪いような気もするけれど・・・。
そこで昼食はこの伊勢うどん650円を喰うことにした。



伊勢うどんの麺は極太で柔らかくコシがないのが特徴的である。
またつゆはなく、濃厚なタレがかかっていて、
トッピングは刻みネギだけとシンプルである。
小皿で揚げ玉とわかめが付いており、
店員から「檸檬を搾って揚げ玉とわかめをぶっかけ、
良くかき混ぜてから食べて下さい。」と云われる。
云われた通りの作法で食べた。
一説には長旅で伊勢を訪れた客のために消化が良い柔らかさにしたのだという。
また柔らかくてつゆもないため早く喰うことが出来て客の回転率が上がるという、
多くの観光客が訪れる伊勢のうどん店の知恵とも云える。
一般的なうどんとはかなり異なる伊勢うどんを満喫したのだった。


伊勢市「ステーキの石かわ伊勢店」

2015-04-10 | 三重県

紀伊半島の旅で1日目の夕食に入ったのが「ステーキの石かわ伊勢店」である。
ここは宿泊したホテルの1階に併設されているレストランで、
もともと夕食はここで喰おうと決めていた。
勿論ホテルの宿泊客だからといって割引があるわけではないが、
外に出ずにそのままホテルの部屋に戻れるというのは利点である。
オーダーは手仕込みチーズハンバーグステーキ972円、ライスセット270円。



さすがにステーキ専門店のハンバーグだけあって、旨さは格別だった。
それに観光地の割には価格も手ごろである。
看板に「松阪牛」と大きく書かれているが、
ランプ肉150g単品で3,000円、サーロイン、テンダーロインだと8,100円になる。
さすがにこの価格は手が出ない・・・。

 ※店舗画像は翌日の朝に撮影した。


紀伊勝浦「とらや食堂」

2015-04-14 | 和歌山県

紀伊半島の旅の2日目の昼食に入ったのが「とらや食堂」である。
予定していた新宮で昼食にありつけず、
直感的に下車したこの駅近辺で食事の出来る場所を探していて、
一番最初に目に付いたのがこの店である。
看板には大きく「マグロの町の新名物 元祖まぐろうどん」と書かれていた。
このまぐろうどんも気になったが、店前の幟に書かれているまぐろ丼1,050円をオーダーした。
店の中には「マグロの町 那智勝浦!」というポスターが貼られていた。



全く気にしていなかったけれど、この地はまぐろの名産地だったのか・・・。
それでまぐろうどんというメニューも考案されたわけだ。
温かいうどんに刺身が載っているのだろうか、
それとも天ざるの天麩羅の代わりにまぐろの刺身が用意されているのか。
あるいはまぐろステーキを温かいうどんの上にトッピングしているのか。
写真がなかったのでかなり妄想が膨らむが、答えは分からない。
まあ、まぐろの刺身だったらうどんよりも刺身定食で食いたいと思うのだが・・・。
まぐろ丼は想像通り新鮮な赤身と漬けが半々に載っていて美味しかった。
たぶん、まぐろうどんを選ばなかったのは、・・・正解だったのだと思う。


和歌山「井出商店」

2015-04-15 | 和歌山県

紀伊半島の旅の最終日、3日目の昼に行ったのが和歌山駅近くの「井出商店」である。
ここには以前一度訪問したことがあり、今回が2度目である。
前回の訪問のきっかけは、予定にはなかったが急遽昼食を和歌山で取ることになり、
駅売店で売られていた和歌山ラーメンのお土産コーナーで「井出商店」のラーメンセットを見つけた。
そのお土産ラーメン地図が載っていたので、
こっそり暗記して店まで行ったと記憶している。

今回ももともと予定にはなかったが、有田川町鉄道公園からタクシーで藤並駅まで移動し、
バスを待たずに3時間の余裕が出来たので急遽訪問することになったのだ。
場所は和歌山駅の正面口をまっすぐ行って大通りに出たら左に向かっていく。
以前の旅でもそう暗記してその通りに歩いたら見つかった。
それ以前に歩道に行列が出来ているので直ぐに分かる。
行列に並んだがそれでも客の回転が速いのか、それほど待たされずに店内に入れた。
店内は想像以上の狭さで、大きなテーブルにみんな相席になっている。
テーブルの上には、早ずしやゆで玉子が置いてあり、勝手に食べて後から自己申告する。
それが和歌山ラーメンのスタイルらしい。
ラーメンは中華そばの一種類で大盛りや特製のバリエーションがある。
特製は通常よりチャーシューの枚数が多いようである。
オーダーは中華そば700円で、早ずしは喰わなかった。



トッピングは梅の花を思わせる蒲鉾、チャーシュー3枚、刻んだネギ、メンマなど。
スープは豚骨醤油で、やや細い麺がスープと良く絡む。

和歌山市観光協会のホームページによると、
和歌山ラーメンには豚骨醤油のほかに通常の醤油味のものもあるようである。
醤油味は路面電車が走っていた時代に停車場に並んだ屋台が発祥だという。


京都「カレーの市民アルパ」

2015-04-16 | 京都府

紀伊半島の旅の最終日、夕食に入ったのが「カレー市民アルパ」である。
この日は京都から新幹線で帰るが、予約した「のぞみ62号」は21:16京都発である。
また有田川町鉄道公園で帰りのバスを待たずにタクシーで藤並駅まで戻ったため、
この時点で3時間の前倒しで予定が進んでおり、
予定にない王寺駅を取材したがそれでも2時間の余裕があった。
そこで京都で夕食を喰うことにしたのである。
しかし京都での夕食は予定になかったため入る店の目星もない。
そこで駅前にあったヨドバシカメラに入ることにした。
秋葉原や梅田のヨドバシカメラもそうだが、
マルチメディア館を名乗る拠点先のヨドバシカメラは上の階に食堂街がある。
一日ゆっくり買い物をして欲しいという店側のアイディアなのだろう。
一般的なデパートの食堂街と同じで、時間帯によっては店の外にまで待ち客がいる。
そんな中で比較的空いている店を探し、「カレーの市民アルパ」に入った。
ここはいわゆる金沢カレーの店のようで、ハンバーグカレー800円をオーダーした。



金沢カレーの流儀であるステンレスの皿に千切りキャベツの盛り合わせ、
さらにライスが見えないようにカレーのルーをかけてある。
とろみのあるカレーはハンバーグとも良くあって美味しかった。
京都で金沢カレーというのも変な話だが、それでも久しぶりに喰った金沢カレーは美味かった。

後で調べて分かったのだが、「カレーの市民アルパ」の本店は金沢ではなく、石川県小松市にあるらしい。
店側もかつては「金沢カレー」とは云わずに「加賀カレー」と称していたそうだ。


古市「パインコーン」

2015-08-04 | 大阪府

近鉄週末フリーきっぷの旅で一日目、5月22日金曜日の昼食に行ったのが、
古市駅から約200mの距離にあるカレー専門店「パインコーン」である。
この日は新幹線で京都に行ってそのあと吉野まで行き、
そのあと折り返して古市まで一気に来たために昼食を取る時間が遅くなってしまい、
事前に調べて最初から決めてこの店を訪問した。
地図をプリントアウトして持参していたので場所は分かっていたが、
交差点のところに大きく看板も出ていた。



雑居ビルの1階部分にある間口は狭いが奥行きのある店で、
夫婦二人で店を切り盛りしているようである。
オーダーはポークカツカレー980円で、先にサラダと漬物が出てきた。



サラダを食いながらカレーが出来るのを待っていると、
コリアンダーのいい匂いがしてくる。
サラダを食い終わる頃にカツカレーが出てくる。



カレーは色の濃い具がほとんどないさらさらのもので、
中辛を頼んだがそれでも味は十分だった。
カツはカツカレーにちょうど良い少し薄いもので、衣が薄く肉と分離しにくい。
カツカレーにはそれに合うちょうど良いカツというものがある。
カツが主張しすぎるとカレーが生きてこないので、上等すぎるカツはカツカレーには合わない。
食べている途中で追加でカレーを掛けてくれた。
「中辛と辛口のどちらがいい」と訊かれたので辛口に挑戦した。
カレーは一から作っている自家製でその分辛さも本格的だった。
それでも辛さの中にうまみを十分に感じることが出来て、大満足だった。
店主も気さくでいろいろと話しかけてくれ、最後にはアイスクリームまでおまけしてくれた。
古市に来る機会があったらまた来たいと思う店だった。


大和西大寺「マナビアン」

2015-08-05 | 奈良県

近鉄週末フリーきっぷの旅で5月22日金曜日の夕食に行ったのが、
宿泊していたホテルのある新大宮の隣駅の大和西大寺から約230m、
徒歩3分の距離にあるカレー専門店「マナビアン」に行く。
昼もカレーを喰ったのでまさかのカレーかぶりだが、それでも行きたいと思っていた。
ここは2013年1月の「三都物語2013」の2日目の夕食に行った店で、
その時食べた大和牛のビーフカレー860円が忘れられず、
大和西大寺に行ったら是非また行ってみたいと思っていたのだ。
「大和牛」は「やまとうし」と読み、鎌倉時代から親しまれていた銘柄牛とのこと。
前回は大和牛のビーフカレーを喰ったので、今回はチャーシューカレー900円をオーダーした。



チャーシューカレーはこの店で不動の人気ナンバーワンであるとメニューにも書かれている。
アンデス高原で育った豚を使用したチャーシューはラーメンに入っているものより小振りで、
一口で食べられるように工夫されており、カレーとの相性も良い。
カレーは中辛を頼んだが、通常よりもワンランク辛いので一般的なカレー店の辛口に相当するそうだ。
確かに辛くて汗をかくが、それでもチャーシューもやわらかくて美味しいし、大満足だった。
店内には多くのサイン色紙のほかにレコードやドラムスティックなどが飾られている。
この店はご夫婦で切り盛りしているようで、
また夫婦で「やまとうし」というユニットを組み、音楽活動もしているようである。


平田町「北国亭」

2015-08-06 | 三重県/閉店

近鉄週末フリーきっぷの旅で二日目、5月23日土曜日の昼食に行ったのが、
近鉄鈴鹿線の終点の駅の平田町にあるラーメン店「北国亭」である。
二日目は特急で伊勢志摩方面の終点である賢島まで行き、
志摩線、鳥羽線、山田線を北上し、伊勢中川から名古屋線に乗り込み、
伊勢若松まで行ってここから鈴鹿線に入って終点まで来た。
そのため平田町に到着したのが13:31になってしまった。
まずは事前に調べたラーメン店「北国亭」に行く。
平田町は地方都市という装いで土曜日だったが学生も多かった。
調べておいたラーメン店「北国亭」のランチタイムは2:00p.m.までで、
店の閉まる前に取り敢えず入店する。
オーダーは味噌チャーシュー麺880円にした。



ここは店名から想像できたが、ここは札幌ラーメンの店だった。
トッピングはチャーシュー5枚、コーン、わかめ、メンマ、刻んだ葱と人参、
濃厚な味噌スープに黒胡麻が浮かび、中太の面が濃厚なスープに良く絡む。
チャーシューも小振りだが厚みがあって食べ応えがある。
ランチタイムでは最後の客で、食べている途中に店主がラストオーダーの確認をされた。
正面の扉は閉められてしまったが、横にも扉があり、そこから出る。



外に出て初めて分かったのだが、ここはパチンコ&スロット店の駐車場に建てられていた。


鶴橋「福島上等カレー」

2015-08-07 | 大阪府

近鉄週末フリーきっぷの旅で三日目、5月24日日曜日の昼食に行ったのが、
鶴橋駅の近くにあった「福島上等カレー」である。
この日は前日までの天気予報で雨となっていて、
そのため一日目、二日目に前倒しで行動したために逆に予定が大きく変わってしまい、
予定していた布施で下車することがなくなった。
それに朝食でカレーが出たので喰いすぎてしまい、あまりお腹が空いていなかった。
大和八木から大阪線で終点の大阪上本町まで来て駅取材した。
この日は12:36鶴橋発の特急で近鉄四日市まで行くことになっており、この予定は変更できない。
上本町で昼食を喰うよりは特急乗車駅に移動しておいた方が良い。
鶴橋はJR大阪環状線とも交差しており、2004年10月に訪問している。
この時は「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」で東海道本線と大阪環状線を乗り潰した。
駅付近には鶴橋市場があり、また在日韓国人がコリアンタウンを形成しており、
焼肉店が軒を並べており、店員が客引きをしていた。
路地には焼肉のいい匂いが漂っており、食指が動かないわけではなかったが、
夕食に味噌煮込みうどんを喰う予定だったために昼食は軽めにしたかった。
そこで焼肉店の並んだ路地を出て千日前通りに出て偶然見つけたカレー店に入った。
それが「福島上等カレー・鶴橋店」である。
トッピングには揚げ物が充実していたが、敢えてノーマルのカレー480円をオーダーした。



カレーは少しとろみがあり、具はほとんど形がないが微かに肉片などが見て取れる。
それに見た目は甘そうだがスパイスも利いていて美味しい。
カレーの付け合わせと云えば福神漬けがメジャーだが、ここではキャベツのピクルスがついている。
店内はカウンターのみで往年の映画スターの写真が飾ってあった。
因みに店名の「福島」は福島県のことではなく、本店が大阪府福島区福島にあるためである。


桑名「高山ラーメン・石焼きビビンバ たがわ」

2015-08-26 | 三重県

6月7日日曜日に三岐鉄道1日乗り放題パスを使って三岐鉄道の乗り潰しに挑戦した。
予定では三岐線の終点である西藤原で昼食を取ることになっていた。
西藤原駅に到着して直ぐに藤原岳登山口に向かい、
大貝戸道の途中にあるログハウス「加蘭の森」に行ったが、まさかの定休日だった。
西藤原から藤原岳登山口休憩所、さらに登山口でもある神武神社の鳥居の先は行けたが、
そこから逸れて「加蘭の森」へ行く道にはロープが張られ、中には入ることが出来なかった。
この付近には他に飲食店もなく、結局昼食をお預けになってしまった。
そこで三岐線から北勢線に乗り換えるため、三岐線の起点である近鉄富田駅の乗り換え時間を短縮、
その結果、予定していた近鉄名古屋線より1本速い列車に乗ることができ、
北勢線の起点である西桑名への乗り換え時間を42分確保することが出来たため、
この時間を使って昼食を取ることにした。
事前に下調べしていなかったため何処に行っていいか分からなかったが、
探すのに時間を掛けすぎると予定していた北勢線に乗れなくなってしまうため、
東口に隣接している複合商業ビルの「桑栄メイト」に行き、
2階「味の街」の中で比較的空いている「高山ラーメン・石焼きビピンバ たがわ」に入る。
ここは店名通り高山ラーメンと石焼きビビンバの店で、
石焼きビピンバだと作るのにも食べるのにも時間がかかりそうなので、
比較的早く作れるラーメンのメニューの中からみそラーメン690円を選ぶ。



高山ラーメンの看板を出しているラーメン店は地元でも見ることがあり、
また何回か食べたこともあるが、普通のラーメンとの違いはよく分からない。
トッピングはチャーシュー、メンマ、コーン、もやし、刻んだ葱など。
麺は縮れていてスープと良く絡み、スープもそれほど濃厚ではなくあっさり食べられた。
味の調整用に七味が付けられている。


彦根「ちゃんぽん亭総本家・彦根駅前本店」

2015-10-30 | 滋賀県

6月13日土曜日に近江鉄道と信楽高原鐵道の乗り潰しに挑戦したが、
その時昼食に入ったのが「ちゃんぽん亭総本家・彦根駅前本店」である。
店名通り近江ちゃんぽん専門店であり、また近江ちゃんぽん発祥の店でもある。
ちゃんぽんと云えば長崎ちゃんぽんが有名であるが、
近江ちゃんぽんの方は長崎のとは違って野菜を炒めずに煮込む。
ちゃんぽん亭を経営するドリームフーズのホームページによると、
今から約50年前の昭和38年に彦根で開業した「麺類をかべ」という麺類食堂で、
地元の野菜をたくさん食べて貰える麺料理として考案されたものが源流だという。
ちゃんぽん亭総本家の本店は彦根駅から徒歩15分くらいの場所にあるが、
彦根駅の駅前店は元「麺類をかべ」のあった場所であり、
現在のドリームフーズの会長が事業を引き継いだようである。
そのため本店とは別にここも“彦根駅前本店”と称し、
また庇の上には「麺類をかべ」の看板がそのまま残されている。

彦根駅には10:45a.m.に到着し、開店は11:00a.m.で駅取材して時間を潰す。
オーダーは近江ちゃんぽん・野菜並盛り650円(税込702円)にした。
メニューにはやはり近江ちゃんぽんは「一番人気」と書かれており、
野菜の量によって小盛り、並盛り、大盛りの価格帯がある。
メニューに解説として、「六種類の魚節・昆布を炊き出した秘伝の黄金だしと
たっぷり野菜を一緒に煮込んだスープは最後の一滴まで飲み干せる美味しさです。
お好みでお酢を加えるのが通の食べ方です。」と書かれていた。



確かに長崎ちゃんぽんとは全く別物の、ダシが澄んだスープはあっさりしていて、
野菜の旨みも溶け込んで美味しい。
トッピングの野菜も炒めていないためか、老若男女に受け入れられると思う。



貴生川「きぶかわ駅前飯店」

2015-11-02 | 滋賀県

6月13日土曜日に近江鉄道と信楽高原鐵道の全線乗り潰しに行ったが、
その夕食として入ったのが貴生川駅北口の「きぶかわ駅前飯店」である。
事前に立てた予定より1本早い列車で信楽高原鐵道を往復出来たが、
その分貴生川での乗り換え時間が44分になってしまった。
駅取材をしても十分に時間が余るので、ここで夕食を喰うことにした。
しかし事前の下調べもなく、また駅から見渡しても飲食店が見つからない。
そこで少し北口の駅取材のついでに辺りを散策してみた。
そこで1件のラーメン店らしき店を見つけた。
「うまいラーメン」「うまい餃子」の幟を立てているからたぶんラーメン店なのだろうが、
店には屋号がなく、「営業中」「OPEN」と掲げられているが店の中は暗い。
恐る恐る入っていくと誰もいなかった。
そこで「すいません!」と声かけると、店主らしい高齢の女性が出てきた。
確かにラーメン店として営業しているようだが、客のいない時間なので電気も付けていない。
慌てて電気を付けてくれた。
この店は純粋なラーメン専門店というよりも、良くあるラーメン居酒屋に近いもので、
ラーメン以外のメニューも充実している。
来店した事情を簡単に説明し、米原で予約している新幹線指定席に乗るために、
17:11の貴生川発の列車に乗らなければならず、簡単に出来るものを訊ねた。
すると店主はうどんなら早く出来るという。
ラーメン店がうどんを勧めるというのも妙な話だが、こちらも時間がないのできつねうどんを注文する。
すると店主は「みんな良く餃子を注文する」と云って、頻りに餃子を勧めた。
そこできつねうどん380円に肉大餃子380円をオーダーした。
出来れば餃子はラーメンと一緒に食べたかったが、時間がないので仕方がない。
早く出来るからと云うことでこのメニューをチョイスしたが、以外と提供までに時間がかかった。



きつねうどんは関西風の色の薄いダシの味が前面に出てきているもので、
お揚げのほかに蒲鉾、海苔、天かす、刻んだ葱などが乗っていた。
うどんももちもちしていて美味しい。
餃子は大きめで、皮がモチモチとしていて中身は肉や野菜がぎっしり詰まっている。
追加でおろし大蒜が提供された。
確かにこの餃子は美味しい。
お客さんから評判が良いというのも頷ける。
きつねうどんと餃子という前代未聞の組み合わせだったが、以外と美味しかった。
今度はちゃんと時間がある時にラーメンと餃子を食べてみたい。


谷上「北神餃子」

2016-07-14 | 兵庫県

5月13日金曜日、有休を取得して土曜日、日曜日の2泊3日で神戸、大阪、京都を旅してきた。
その初日、13日金曜日の昼食に入ったのが谷上駅構内にある「北神餃子」である。
予定では粟生駅に併設されていたレストランを行くつもりだったが、
先に北条鉄道を取材した関係でこの駅で食事を取り損ない、
神戸電鉄の粟生線と有馬線の乗換駅である鈴蘭台でも昼食を喰える場所を探せなかった。
そこで谷上まで来て探そうとしたが路面店ではいいところを見つけられず、
いっそその後の西神中央まで行こうかと思って構内に入ったところでこの店を見つけた。
谷上駅は高架ホームで1階部分がコンコースになっており、階段の間にひっそりとある店だった。
店には「有馬六甲ルート名物」と書かれていて、提灯風の看板に店名が書かれている。
一見居酒屋のようだったが、ランチメニューもあるようだったので入ってみた。



昼食時間を過ぎた1:30p.m.頃の訪問だったためか、
店内に客がおらず女性の店主が一人で店番をしていた。
オーダーは店名から考えて北神焼き餃子定食600円にした。
店内には泡盛の一升瓶などが並び、居酒屋風であったが昼はアルコール抜きのメニューも用意されている。
たぶん、サラリーマンなどが乗り換えの合間に昼食を取るのに対応しているのだろう。
餃子は焼くのに時間がかかるので、その間に店主がいろいろと話しかけてきた。
今日は平日だが、有休を取って旅行をしていることや、
スルッとKANSAI3dayチケットを利用して私鉄のみで移動していることなどを話した。
今日は神戸界隈、明日は大阪から和歌山、最終日には京都に行くことを話したら、
ちょうど日曜日に葵祭をやっているので観に行ったらいいと云われた。
話をしているとちょうど餃子が焼き上がる。



餃子は6個で、普通は酢、ラー油を醤油に溶いたものに付けて喰うが、
ここでは味噌だれと醤油を1:1の割合で溶いたものにラー油を加えて食べる。
味噌だれに使われている味噌は“北神味噌”といい、
地元の食材のみを使用し、食品添加物を一切使用せずに製造された味噌である。
確かにこの味噌だれの餃子は癖になる。
この付近ではこういう食べ方が定着しているそうである。
ほかには味噌汁、サラダ、お新香などがつく。
予定にはなかったが、地元での餃子の食べ方も知れたし、
店主ともいろいろ話が出来て良かった。


新大阪「麺屋風迅」

2016-07-15 | 大阪府

5月13日金曜日に有休を取得して土曜、日曜と2泊3日で関西旅行に出掛けた。
その金曜日の夕食に入ったのがラーメン専門店「麺屋風迅」である。
当初では梅田のラーメン店に行くつもりだったのだが、
予定変更の行動で梅田のラーメン店に寄れなかったため、
先にホテルにチェックインして夕食を食べるところを新大阪駅界隈で探し、
ホテル前の大通りを少し南下したところにある「麺屋風迅」に入った。
このラーメン店の特徴は「比内地鶏」を使ってあることのようで、
白湯らーめん、あっさり醤油らーめん、こってりらーめん、つけ麺、まぜそばなどがある。
さらにおすすめとして「北海道産宗谷黒牛 和牛ホルモン煮込みらーめん」が紹介されていた。
そこでこのおすすめの 和牛ホルモン煮込みらーめん980円をオーダーした。



トッピングは水菜やもやしなどの野菜、メンマに加えて和牛ホルモンである。
正直云ってホルモンとかはあまり得意ではなく、普段はほとんど食べないのだが、
おすすめにあったので思わず頼んでしまった。
それでも軟らかく煮込んで処理されていたので、それほどの食べ辛さはなかった。
スープは醤油系なのだろうが、あっさりしていて独特の味だった。
麺は中太麺で、価格の割にはトッピングがやや寂しい気もする。
それでもホルモンが苦手だったので、ドサッと載っているよりは助かったが…。
店内の雰囲気はラーメン店というよりは居酒屋風で、
メニューにも「自慢の7あての」として、
上ミノポン酢、牛タンポン酢、センマイ刺し、和牛ユッケ、超希少和牛霜降りタン刺しなど、
ホルモンを中心とした酒のあてが並んでおり、居酒屋代わりにも使えるようになっている。
場所柄、そういった設定にした方が商売にはなるのだろうが、
ラーメン店と居酒屋のどちらに軸足を置いているのかが分からず、
純粋にラーメンを食べたいという客には少し敷居が高く感じる気がする。


岸和田「唯我独尊」

2016-07-19 | 大阪府

5月13日金曜日に有休を取得して、土日を加えて2泊3日で関西旅行をした。
その二日目、14日土曜日の昼食に入ったのが岸和田の「唯我独尊」である。
この日は南海電鉄多奈川線と泉北高速鉄道線の乗り潰しに挑戦することにしていて、
南海電鉄多奈川線完乗の後、南海本線で羽衣まで行き、
JR阪和線東羽衣支線で鳳、阪和線で三国ヶ丘まで移動し、
南海電鉄高野線から泉北高速鉄道線に入る予定だった。
多奈川線の起点駅であるみさき公園から特急「サザン」に乗ることにしたが、
特急は羽衣に停車しないため、手前の停車駅である急行に乗り換えることにした。
ちょうど昼食の時間にあたるため、岸和田駅近辺で昼食を喰える場所を事前にネットで探し、
カレー専門店としてこの「唯我独尊」を見つけて訪問することにした。
岸和田駅南口から蛸地蔵方面に線路沿いを歩くと左側に見えてくる。
店の前にはメニューが掲示されていた。



カレーメニューは10種類で、自家製ソーセージカレー1,090円が「当店おすすめ!!」となっている。
当然これを目当てに来たわけなので、オーダーした。
店内はほぼ満席状態で、予定より遅れての来店だったため、開店と同時の訪問ではなかったが、
それでも土曜日でこれだけの賑わいを見せるのだから、
地元に人に愛されている店なのだろう。
事前の下調べで同一店名の店が北海道の富良野にあり、そこの姉妹店のようである。
ただ、フランチャイズというわけではなく、オーナー同士が調理師学校時代の親友とのこと。
そこで北海道から材料を空輸して貰い、岸和田で提供しているようだ。
暫くすると漸くオーダーした自家製ソーセージカレーが出てくる。



カレーは思ったよりも辛口で、サフランライスと良く合う。
ほかにポテトフライやコーン、サラダなどがワンプレートになっており、
サフランライスの中央にぶ太いソーセージが載っている。
食べ応えのあるソーセージは燻製されているようで、
味覚の喩えが正しいのかは分からないが「獣の味が残っている」ように感じる。
しかもカレーのルーはおかわりできるみたいで、店員からも云われていたが、
ライスの量からするとこれくらいで充分である。
岸和田というと“だんじり”のイメージが強いが、
ここだけは北の大地の風が吹いている。


梅田「古潭・ホワイティ梅田店」

2016-07-20 | 大阪府

5月13日金曜日に有休を取って2泊3日の関西旅行に出たが、
その二日目、14日土曜日の夕食に入ったのが「古潭・ホワイティ梅田店」である。
予定では13日金曜日に行くことにしていたが、
予定変更したために梅田は素通りして新大阪近辺で夕食を喰うことになった。
逆に14日土曜日は南海電鉄多奈川線と泉北高速鉄道線の乗り潰しをした後、
大阪市営地下鉄の乗り潰しに挑戦することになっていたが、
予定が押していたため谷町線の西梅田で下車して御堂筋線梅田に乗り換えたため、
乗り換えの途中で偶然この店を見掛けて入店することにしたのだ。
予定通りに進んでいれば長堀鶴見緑地線の起点駅である大正でラーメン店に入ることになっていた。
「古潭」は大阪を中心に15店舗、更に姉妹店も存在するラーメン店で、
店のホームページによると昭和43年に開業、
「ホワイティ梅田店」は2号店として昭和45年3月に開店した。
店名の“古潭”はアイヌ語の「寄り合う、街、村」に由来するとのこと。
古潭らーめんの基本は醤油のようだが、味噌や塩味の設定もある。
オーダーはみそ味の古潭ラーメンに海老天・ぎょうざセット950円にした。
店の前にも「人気ベスト3」の1位は海老天・ぎょうざセットだった。
入店が6:00p.m.過ぎの入店だったため、店内はそこそこ混んでいたが直ぐに座ることは出来た。
まず最初に海老天と餃子が出てくる。



餃子3個と海老天2個でつけ皿はふたつに分かれており、
片方は空だったが、もう片方には塩が入っていた。
店員からも「海老天は塩に付けてお召し上がりください。」と云われた。
反対側は餃子用で酢とラー油に醤油を加えて餃子を付ける。
海老天は関西では丸まった形が多く、エビフライのように真っ直ぐになっていない感じがする。
少し遅れてラーメンが出てきた。



トッピングはもやし、人参、刻んだ葱とチャーシューが2枚、
麺はコシのある中太麺で、白濁した味噌スープにも良く絡む。
ラーメンも美味しく、十分に満足できた。


王寺「カレー専門店 横浜・王寺店」

2016-08-30 | 奈良県

青春18きっぷを使って7月23日土曜日から24日日曜日にかけて、
関西本線と福知山線、小浜線の乗り潰しに挑戦した。
23日土曜日は名古屋まで新幹線で移動し、関西本線の完乗に挑戦した。
その昼食に入ったのが王寺のカレー専門店「横浜・王寺店」である。
関西本線は名古屋からJR大阪までの関西鉄道が敷設した路線を国有化したもので、
国鉄分割民営化後は名古屋から亀山までがJR東海、亀山からJR難波までがJR西日本の所属で、
亀山から加茂までは非電化区間であり、加茂からJR難波までは大和路路線の愛称がつけられている、
アーバンネットワークのひとつに数えられる主要路線となっている。
大和路線の中でも和歌山線の分岐駅であり、近鉄との乗り換え駅ともなっている王寺は、
ターミナルとしての機能も有する主要駅のひとつとなっている。
以前、近鉄の乗り放題きっぷを使ってこの駅には訪問済みであったが、
このカレー専門店でカレーを食べるために敢えてここで下車したのである。
「横浜・王寺店」は王寺駅南口から徒歩2~3分くらいの雑居ビルの半地下にあり、
訪問した時は女性が二人で店を切り盛りしていた。
店内はLの字形のカウンターのみの狭小店舗と云っていい。
開店してすぐに訪問だったにもかかわらず、店内は満席に近かった。
オーダーはカツカレー880円で、トンカツをその場で揚げるために少し待たされた。



トンカツは揚げたてでころもはサクサク、肉も軟らかくておいしい。
カレーは思ったよりも辛口で、普段使いの店としては十分の味である。
すべてのカレーには食後にホットコーヒーかアイスクリームが付く。
アイスクリームをチョイスした。



カレーが比較的辛口だったため、アイスの甘さが際立つ。
王寺で食事をする機会があったらまた来たいと思うカレー専門店だった。


東淀川「珉龍・JR東淀川駅前店」

2016-08-31 | 大阪府/閉店

7月23日土曜日から1泊2泊で青春18切符を使った旅に出たが、
その23日土曜日の夕食に入ったのが東淀川の「珉龍・JR東淀川駅前店」である。
この店は5月にスルッとKANSAI3dayチケットで2泊3日の旅に出た時に、
最終日にJR東淀川駅から大阪市営地下鉄御堂筋線東三国まで歩いたが、
その時に見つけたのが「珉龍・JR東淀川駅前店」だった。
ただ、その時はすでに新大阪駅構内の「浪花そば」で昼食を済ましてしまったため、
訪問することはなかったのだ。
23日土曜日は名古屋から関西本線を完乗、
東大阪線経由で片町線を往復してJR東西線経由で尼崎まで行き、
東海道本線で吹田まで行ってここで駅取材した。
宿泊は新大阪で定宿としているヴィアイン新大阪に予約を入れていたが、
少し時間があったので未訪問だった吹田で駅取材を加えたのだ。
ついでにここで夕食を喰おうと思ったが、いい店が見つからなかったので、
吹田に来る途中に車窓から東淀川のこの店を見て2ヶ月前に見つけたことを思い出し、
東海道本線で東淀川まで戻って訪問した。
店の前に展示されていたスブタセット880円をオーダーする。
定食でも酢豚定食880円の設定があるが、酢豚定食が白飯がチャーハンになっている。



酢豚、炒飯のほかに中華スープとお新香が付いている。
炒飯は中華店特有の味覚で、パラパラ感もそれほどではなく、
少ししっとりしていて今のはやりとは違うが、
昔ながらの中華店の炒飯といった感じである。
酢豚ももちろん美味しく、ボリュームもあり満腹になった。


福知山「中華サン」

2016-09-01 | 京都府

7月23日土曜日から1泊2日で青春18きっぷを使って旅をしてきた。
23日土曜日は関西本線を完乗、さらにおおさか東線、片町線、JR東西線と乗り潰し、
24日日曜日には福知山線、舞鶴線、小浜線とまわり、北陸本線経由で米原まで行った。
その2日目、24日日曜日の昼食に入ったのが福知山駅周辺で検索して見つけた「中華サン」である。
ここは山陰本線を完乗する4泊5日の旅を企画してみた時に見つけた店で、
福知山の駅前で店を検索して駅に一番近い店としてここを選んだのだ。
一般的な中華料理店で、定食メニューが充実している。
いろいろと迷ったが、中華丼セット1,050円をオーダーする。
開店とほぼ同時に入店したが、既に先客がいたために少し待たされた。



中華丼に唐揚げ、餃子、味噌汁、お新香、サラダ、フルーツなど。
一番驚いたのが、中華丼がスープのようになっていて、
一瞬五目中華が来たのかと思ったほどだ。
もちろんスープの中にはご飯があるのだが、
まるで中華風雑炊のようになっていて、イメージしたものとは明らかに違っていた。
それでもそれはそれで美味しく頂き、さらに唐揚げや餃子も堪能した。
中華専門店だと中華丼には中華スープが定番なのだが、
ここでは日本人の好みに合わせて味噌汁とお新香が用意されている。
ほかの定食メニューも豊富なので、今度福知山に来た時は別のメニューにも挑戦してみたい。


豊岡「ぎょうざ健天」

2017-11-15 | 兵庫県

2017年8月に青春18きっぷを使い山陰本線を乗り潰したが、
その2日目は豊岡のホテルに泊まったのだが、
その夕食に入ったのが「ぎょうざ健天」である。
年の初めにこの計画を考え、飛行機を押さえた時には、
2日目は鳥取に宿泊することにしていたのだが、
家庭の事情で宿泊を伴う旅が不可能となり、
初日の日帰り旅行に切り替えたのだが、
そのご家庭の事情が好転、再び宿泊を伴う旅が可能となり、
計画を再考したのだが既に鳥取のホテルは満室となってしまい、
仕方がなく豊岡に宿泊することにしたのだ。
その豊岡で夕食を喰うこととして事前にネットで調べ、
駅近くの洋食店を調べて訪問することにした。
しかし店の前まで行って目が点になってしまった。
店は閉まっていて1枚の張り紙がしてあった。
「8月19日(土)は臨時休業させて頂きます」
とほほ・・・。
仕方がないのでホテルに先にチェックインして荷物を置いてから、
ホテル近隣を散策して見つけたのが「ぎょうざ健天」である。
ここは店名通り餃子専門店のようだが、
店内に入ってメニューを確認するとラーメンのメニューもあり、
濃厚とんこつ、しょうゆ、みそ、海鮮五目とバリエーションもあり、
餃子ら~めんというメニューもある。
餃子も焼き、スープ、揚げとあり、
焼き餃子の中にも通常の餃子意外に豆腐、海老、紫蘇のバリエーションがあるようだ。
昼食が2時半過ぎだったためそれほど空腹ではなかったが、
しょうゆら~めん750円に健天ぎょうざ300円をオーダーした。
さきにしょうゆら~めんが出てくる。



スープは透き通っていてトッピングには刻んだ大量の青葱、
その下には白髪葱、小降りのチャーシューが3枚
麺は中細のストレート麺で飲んだあとの締めには良さそう。
ラーメンを食べながら待っていると漸く餃子が焼き上がってくる。



餃子は5個で特に羽根などはなく至ってシンプルで、
その分餃子本来の美味さで勝負している。
餃子専門店で看板を出すだけのことはあってそれだけ自信があるのだろう。
付けタレも醤油と胡麻ダレの二つが用意されていた。


福知山「中華サン」

2017-11-17 | 京都府

8月18日金曜日に夏季休暇を取得、2泊3日で山陰本線の乗り潰しに出掛けたが、
その3日目、8月20日日曜日の昼食に入ったのが「中華サン」である。
事前の予定では福知山駅で北口にある洋食店に入ることにしていて、
地図をプリンアウトしてその店に訪問したのだが、
店の前に行って目が点になってしまった。
店が閉店していたのである。
このまま営業をやめてしまうのか、それとも改装が行われていたのかは分からないが、
店舗はドアが開け放たれ、店内の椅子も片付けられていた。
仕方がないので去年の青春18きっぷの関西本線完乗の旅で訪問した、
南口の「中華サン」に記憶を頼りに訪問した。
去年は中華丼セットをオーダーしたが、今回は酢豚セット1,050をオーダーした。



酢豚セットはメインの酢豚に加え、ご飯、味噌汁、お新香、サラダ、デザートが付く。
中華スープではなく味噌汁、サラダは大根サラダ、フルーツはナタデココだった。
1:00p.m.前に入店したこともあって店内はほぼ満席だった。
観光客相手というよりは、地元に愛される街の中華店という側面の方が強いのだろう。


京都「新福菜館本店」

2017-11-21 | 京都府

2017年夏の青春18きっぷで山陰本線の乗り潰しに挑戦したが、
その3日目、8月20日日曜日に終着の地である京都で、
夕食代わりに入ったのたが「新福菜館本店」というラーメン店である。
ここしテレビでも紹介される有名店で、
2013年1月に“スルッとKANSAI3dayチケット”で関西地方を旅した時に、
この店で昼食を喰おうと思って実際に店の前まで来たことがあるのだが、
行列が長く出来ていて、このあと近鉄で奈良まで行かなければならず、
時間的にちょっと無理かなと思って入店を断念した。
今回はそのリベンジということもあって、3日目の朝の予定を一部カット、
予定より1本早い列車で予定をこなし、京都での滞在時間を2時間3分確保した。
今回は並ぶことを覚悟して訪問したのだ。
京都到着は16:34で夕食には少し早い時間でもあったが、
それでも店の外にまで行列が出来ていて、約20分待って入店する。
基本メニューは中華そばとそのバリエーション、ヤキメシ、ご飯、
サイドメニューとして付け出し肉、挑戦漬、あとは飲み物になる。
チャーシューメンは“肉多目”もメンマ入りは“竹入”など、
独特の表現のメニューとなっている。
基本は中華そばで、並、小、さらに肉なしという設定もある。
結局、オーダーは中華そば(並)700円にした。
店内は混雑していて前の普通とテーブル席に相席になった。



スープはかなり濃い色の醤油ラーメンだったが、思ったほど辛くはなかった。
トッピングはチャーシューと刻んだ葱のみで、
中太の麺とスープが良く絡み、チャーシューも美味しかった。


豊岡「セブン」

2018-12-12 | 兵庫県

2018年夏の青春18きっぷは1泊2日の旅を3回企画したが、
その2回目は京都に旅行をした。
1日目の8月4日土曜日は青春18きっぷは使わず、
西舞鶴まで新幹線「のぞみ」と特急「まいづる」を乗り継ぎ、
ここから事前にWILLER TRAVELのネットで購入しておいた、
京都丹後鉄道・家族お出かけきっぷで丹鉄の乗り潰しを実行した。
直前にあった西日本豪雨で西舞鶴から東雲までがバス代行となってしまったが、
それでも全線乗り潰しを敢行した。
その昼食に入ったのが豊岡の「ハンバーグとカレーの店・セブン」である。
ここは去年の山陰本線乗り潰しの2泊3日の2日目の夜に行く予定にしていたが、
まさかの臨時休業で入店できなかった店で、
今回は去年のリベンジも含めての訪問であった。
去年訪問しているので場所は把握している。
店名の冠通り、ハンバーグとカレーのメニューが充実している洋食店である。
店内には肉の納入業者の推薦文が掲示されている。



この推薦文には実印まで押印されている。
ハンバーグに関しては量によって、

 ハンバーグ定食 1,100円
 ハンバーグS定食 1,300円
 ハンバーグW定食 1,500円

となっており、普通の定食のハンバーグが140g、
Sが170g、Wが200gとなっている。
今回はハンバーグS定食1,300円をオーダーをする。



ハンバーグのソースは少し甘めの和風になっており、
目玉焼きが付いてくる。
サラダやスパゲティーも王道の喫茶店のハンバーグである。
さらにご飯、味噌汁、お新香、付け合わせに冷や奴だった。
確かにハンバーグの肉は良いものを使っており、
少し柔らかめだが美味しかった。


福知山「ふくちあん本店」

2018-12-13 | 京都府

2018年夏季は土日に1泊2日の旅を3回企画したが、
その2回目は8月4日土曜日から1泊2日で京都を旅した。
1日目の土曜日は青春18きっぷは使わず、
京都丹後鉄道・家族お出かけきっぷを事前にネットで予約して現地で発行、
これを使って丹鉄の乗り潰しに挑戦した。
西日本豪雨の影響で西舞鶴から東雲までがバス代行になってしまったが、
それ以外の区間は乗り潰すことが出来た。
西舞鶴からバス代行を経て豊岡まで行き、
途中下車などを挟みながら宮津から福知山まで来て完了した。
この日は福知山のホテルに宿泊して2日目は青春18きっぷを使用する。
その1日目の夕食に入ったラーメン店が「ふくちあん本店」である。
ここは事前にネットで調べて知った店で、
ネット情報では行列が出来ることもあると書いてあったが、
実際は時間が早めということもあって行列はなかったが、
それでも店の中に入るとほぼ満席だった。
オーダーはメニューを見て、餃子セット1,000円にした。



餃子セットは基本はシンプルらーめん、餃子、半ライス、漬物で、
更に100円プラスでらーめんをふくちあんらーめんに変更できる。
ふくちあんらーめんはメニューによると、

 とろけるトロチャーシュー、やわらかバラチャーシュー、
 トロトロ味玉子、瀬戸内のり、国産青ネギ、
 じっくり長時間煮込み旨みとコクをしぼりました。

とあり、これをチョイスした。
少し待って餃子セットを出て来た。



餃子は6個入りで普通に美味しかった。
ふくちあんらーめんは濃厚なスープだったが、それでも十分美味しく頂けた。
2種類のチャーシューも堪能できたし、行列のできるラーメン専門店というのも分かる。
福知山に来た時にはまた行きたいと思わせる店である。


京都「スパイシーマサラ」

2018-12-18 | 京都府

2018年の夏は夏季休暇を絡めての旅行はせず、
土日の1泊2日を7月から8月の間に3回企画した。
青春18きっぷの旅は1枚で5回(人)使用できるので、
1泊2日を3回だと1日分不足してしまう。
そこで2回目の8月4日土曜日から5日日曜日は、
1日目は青春18きっぷは使用せず、
京都丹後鉄道・家族お出かけきっぷを、
事前にネットで購入して現場で発行して使用した。
西日本豪雨での不通バス代行区間を除いた全線を乗り潰し、
福知山で予定を終了してここで宿泊した。
宿泊したホテルでは朝食サービスがなく、
駅の近隣にも時間的に朝食を取る場所がなく、
16:23福知山始発の山陰本線で一気に京都まで行き、
荷物をコインロッカーに入れてから、
京都駅構内の「スパイシーマサラ」で朝食を喰う。
駅構内が工事中だったため場所が分かりづらかった。
店の前に大きなメニュー表があり、
その中に気になるものを見つけた。



それは「新幹線懐かしの食堂車プレミアムビーフカレー」で、
現在の新幹線には食堂車は連結されていないが、
開業当初はビュッフェや食堂車が連結されていて、
そこで提供されていた当時の味を再現した復刻版カレーである。
価格は800円で、単なるカレーライスとしてはかなり高価だが、
それでも食堂車で食べたあの味を今食べることができるのは有り難い。
これをオーダーすることにした。



ちゃんとソースポットに入った形で出てくる。
それを別皿のライスにかけながら喰う。



カレーは少し甘めで子供でも喰えることを意識しているのかもしれない。
懐かしいとは思うが、よく考えると新幹線の食堂車でカレーを喰ったことがあるのかどうか、
新幹線に食堂車があった時代は子供の頃で、正直云って記憶はない。


奈良「熟成肉カレーうどん専門店・KAIUN本店」

2018-12-19 | 奈良県

2018年夏は青春18きっぷを使って1泊2日の旅を、
土日に3回行ったが、その2回目は8月4日土曜日から京都を旅した。
1日目の4日土曜日は京都丹後鉄道・家族お出かけきっぷを使い、
西日本豪雨の影響でバス代行になった西舞鶴から東雲の区間を除く、
全区間を乗り潰して福知山で宿泊、
2日目の日曜日は京都に移動して京都鉄道博物館を見学する。
予定では見学あとに梅小路公園に保存されている京都市電の車両を取材、
そのまま徒歩で京都駅まで歩くこととして、
その途中でネットで見つけたとんかつ店で昼食を喰うことにしていた。
しかし朝食を喰うのが思ったより早く、早めに梅小路公園に到着したため、
先に市電ひろばなどを取材したため、
残りはすざくゆめ広場のちんちん電車だけとなった。
更に猛暑で京都までの徒歩移動は熱中症のリスクもあり、不可能だと判断した。
そこで全ての取材を終了後、京都市営バスで一気に京都まで戻った。
そのため予定していたとんかつ店には寄れなくなったため、
夕食に予定していた洋食店「グリルアンドバー東洋亭」に行くことにした。
京都駅の地下にあり、行ってみると待ち客が長蛇の列となっていた。
店に行ったのが、正午くらいでちょうど昼食の時間だったのだ。
時間は十分にあったのでこれに並んでも良かったが、
折角の京都まで来て行列に並ぶのは面白くない。
京都で12時代に昼食を喰う場所を探すのは至難の業だと考え、
このあと奈良線稲荷に行くことにしたので、
取り敢えず奈良線に乗り込んで考えることにした。
奈良線全線の駅チカの飲食店を検索すると、
終点の奈良駅から約300mの「熟成肉カレーうどん専門店・KAIUN本店」である。
12:33に京都発のみやこ路快速に乗り込み、13:18に奈良に到着した。
ランチタイムの営業は2:00p.m.までで、
うどんはなくなり次第終了となっている。
駅からスマホを見ながら行くと、大きな垂れ幕のある店を見つけた。



奈良カレーの店として「三十五年の歴史を引き継いだ・・・」と書かれている。
更に店の横壁には、

 奈良カレー「熟成 肉カレーうどんのこだわり」

 「このカレーは甘いねっ」KAIUNのカレーを食されたお客さまは、
 一口目に一様にそう感じられます。
 そう油断したのもつかのま、すぐ後から、
 「気持ちの良い」辛さが口の中から喉の奥までじわじわ広がっていきます。
 「辛さ」と「甘さ」という一見相反する味を見事に調和させることによって、
 改めて「奥深い」「余韻の残る」カレールーが仕上がったのです。

と書かれている。
店構えだけではなかなか入りづらい高級感のある店舗だが、
店内は意外とアットホームであり、券売機で食券を先に購入するシステムである。
閉店間近であったが店内はまだかなり混んでいて、その人気が窺える。
オーダーは特選・奈良カレーうどん1,000円にした。
えび天カレーうどんにやみつき卵かけごはんが付いてくる。
待っている間にカウンターに置いてあった誕生秘話を読んでみた。

  ~KAIUN(奈良カレー)誕生の秘話~

 私がこのカレーうどんと出逢ったのは10年前。
 初めて食べた時の感動が忘れられず、
 奈良から高速を使って毎月のように通い続けていました。
 頑張った自分へのご褒美として愛し続けた老舗の深い味です。
 昨年、大将が大病をわずらい、調理場に立てなくなりました。
 この味がなくなるかもしれない!という事になり、
 居ても立っても居られない気持ちで
 「この味を私に引き継がせてください!」と申し出ました。
 そして35年の歴史を引き継ぐにあたり本気で修行に通い続け、
 何度も何度も失敗を繰り返しました。
 ようやく大将から合格を頂けまして
 【奈良 熟成肉カレーうどん専門店 KAIUN】が誕生しました。
 私の愛し続けた35年の歴史・老舗の深い味を
 みなさまにも堪能して頂けると幸いでございます。
 この日本トップクラスの味を奈良県の新名物【奈良カレー】として
 全国へと広げていきたいと考えています。
 きっと大将も喜んでくれます。
 是非とも皆様の温かい応援を宜しくお願い致します。

  奈良熟成肉カレーうどん専門店
  KAIUNオーナー

ふむふむとこれを読んでいると最初にやみつき卵かけごはんが出てくる。



料理名に「やみつき・・・」とつけて自分でハードルを上げているなと思っていたが、
食べてみると確か見やみつきになる味であった。
醤油の代わりにダシを使っているようで、
これだけ喰いに奈良まで来てもいいくらいである。
卵かけご飯を喰い終わる頃にカレーうどんが出てくる。



確かに最初食べた時にはカレーの辛さはそれほど感じなかったが、
二口目には辛さが口の中に広がり、さらにシコシコのうどんとカレーが良く絡む。
カレーうどんに煮込まれた肉が乗り、関西らしく刻んだ青ネギ、
天ぷらはエビ天に海苔、しその葉などである。
カレーうどんはボリュームも十分で腹持ちも良く、
京都で夕食を喰う予定だったがそれほど腹が減らず、
帰りの新幹線で喰おうと駅弁を買ったものの、
結局自宅に到着するまで喰う気にはならなかった。


和田山「バンビーノプラス」

2020-12-23 | 兵庫県/閉店

2020年夏季の青春18きっぷの利用区間は、
7月20日月曜から9月10日木曜で、
この区間に1泊2日の旅を3回予定しているが、
ひの1回(人)、2回(人)を使用して、
7月23日木曜海の日、24日金曜スポーツの日に、
姫路から播但線、加古川線、姫新線の乗り潰しに出掛けたが、
23日木曜の昼食に入ったのが、
和田山の「バンビーノプラス」である。
事前に調べて地図をプリントアウトして持参した。
しかし店のある国道9号線は駅のある場所より高い場所にあり、
上り坂を上らないと店にたどり着けなかった。
国道9号線に辿り着くと直ぐに見つかった。
入店してカウンターに座り、ランチメニューの中から、
オムライスランチ1,680円+168(消費税)をオーダーした。
まずは少しして前菜が提供される。



お洒落な皿に8種類の前菜が置かれていた。
さすがはイタリアンレストランだけあって前菜が充実している。
この前菜を作っている時からカウンターにはガーリックの匂いがしていた。
それは下段右端のパンのようなもので、美味しかった。
そのほか生ハムと野菜のサラダや玉子焼きや貝のようなものまである。
更に少し遅れてスープが運ばれてきた。



南瓜のスープでこれを飲みながらオムライスを待つ。
スープを飲み終わる頃にオムライスが出来上がってきた。



トマトソースとジェノベーゼのソースが掛かっていた。
普通はオムライスだけだと物足りない気もするが、
前菜である程度お腹にも溜まっていたので、
オムライスだけで満腹となった。
駅前は地方の駅のうら寂しさを感じたが、
それでも地元の人に愛される店は、
探せばあるのだなと思った。


姫路「飛龍」

2020-12-24 | 兵庫県

7月23日木曜日海の日から24日金曜日スポーツの日にかけて、
青春18きっぷの旅を実施した。
23日木曜日は姫路から播但線、加古川線の乗り潰しに挑戦、
24日金曜日は姫新線の乗り潰しに挑戦した。
23日木曜日は姫路から播但線の乗り潰しで和田山まで行き、
山陰本線で福知山、福知山線で谷川まで移動し、
加古川線の乗り潰しに挑戦したのだが、
当初の予定では谷川から西脇市までの乗り潰し、
ここで駅取材して1時間後の列車に乗り込み、
加古川まで戻ってここで夕食を喰うことにしていたが、
西脇市での駅取材は断念、
予定より1本速い列車で加古川まで戻ってしまったため、
予定していた店の夜の開店時間の1時間前に加古川に戻り、
この店に入店することが不可能になってしまった。
そこで加古川での夕食は断念し、
姫路まで戻って咲きに予約していたホテルにチェックインし、
改めて姫路で夕食を食えるような場所を探し、
見つけたのが高架下にあった「飛龍」である。
店の前にはもえのあずきさんの直筆サインも貼ってあった。
もえのあずきさんはアイドルユニット“バクステ外神田一丁目”として、
アイドル活動をやりながら、大食いキャラで、
バラエティ番組などを中心に活動している。
この店にも大食いチャレンジのメニュー設定があるようだ。
時間帯が中途半端だったせいか、先客は一組だけだった。
オーダーはあげそばセット680円にする。



これは揚げそばに半チャーハン、中華スープがセットになっている。
揚げそばはいわゆる関東でいう堅焼きそばで、細麺がパリパリに揚げてあり、
あんかけが野菜や海鮮などの具に絡んで掛けられている。
チャーハンは少し味が濃いが、それでも揚げそばの箸休めにはちょうどいい。
このボリュームと味で680円とは格安である。
観光客相手ではなく、あくまで地元の常連相手でこの価格設定なのだろうが、
コスパのいい中華料理店である。


加茂「RAJA加茂店」

2021-02-16 | 京都府

2020年夏季の青春18きっぷは、
7月23日木曜日海の日、24日金曜日スポーツの日の1泊2日で、
青春18きっぷの1回(人)、2回(人)を使用、
姫路泊で播但線、加古川線、姫新線の乗り潰しに挑戦した。
そして8月8日土曜日から1泊2日で、
青春18きっぷの3回(人)、4回(人)を使用、
空路で関空に行き、大阪から名古屋へ移動、
阪和線と武豊線の乗り潰しに挑戦、
更に第三セクター鉄道ではあるが、
伊賀鉄道と四日市あすなろう鉄道の乗り潰しにも挑戦した。
この1日目、8月8日土曜日、
昼食に入ったのが、加茂にある「RAJA加茂店」である。

途中、天王寺で予定していた加茂行きの大和路快速に乗らず、
その1本前の奈良行きの大和路快速に乗ったが、
結局奈良で予定していた列車に乗り換え、
加茂に到着したのは11:10であった。
ここでの乗り換え時間は1時間32分で少し時間を持て余し、
側線の車両取材のあと、予定していた「RAJA加茂店」に行った。

ここは看板にもある通り、“インド・ネパール料理店”で、
最初はかなり本場に近い仕上がりでないかと警戒した。
しかし加茂ではほかに昼食を喰えそうな店が駅前で探せず、
事前に調べた予定通り、ここに入ることにした。



ランチメニューの中からポークカレーランチ780円、
ドリンクとしてラッシー100円をオーダーする。
ポークカレーランチはポークカレーに、
スープ、サラダ、パパード、ナンorライスが付く。
ナンをチョイスして料理の提供を待つ。
まず最初にスープとサラダが出てくる。



これを喰いながら待っていると、
最初にナンが焼き上がってくる。
ナンはインドカレーにはお馴染みで、
ざっくり云うとインド式のパンである。
そして一緒に出てきたパパードはこの時初めて食べた。
あとで家に帰って調べてみたら、
南アジアの極薄のクラッカーだと書かれていた。
少ししてカレーが提供される。



ポークカレーは思ったほど独特の味ではなく、
むしろ日本人好みにアレンジされているカレーである。
ここしかなかったので仕方なしにここで昼食を取ったが、
この味覚なら普段使いでも十分に可能で、
家や会社の近所にあったら利用したいと思わせる味である。



ラッシーもインド式のカレーに良く合う。
土曜日で客も少なかったため、それほど待たされず、
もともとの予定では12:42の関西本線で、
伊賀上野に行くことになっていたが、
急げば1本前の11:42に間に合うと思って急いで喰い、
慌てて加茂駅に戻り、発車直前の関西本線キハ120形に乗り込んだ。
出来れば本当は、もっとゆっくり味わって食べたかった。


四日市「麺匠 門蔵」

2021-02-17 | 三重県

2020年夏季の青春18きっぷは、
7月23日木曜日海の日から1泊2日で、
青春18きっぷの1回(人)、2回(人)を使って、
姫路泊で播但線、加古川線、姫新線の乗り潰した。
そして8月8日土曜日から1泊2日で、
青春18きっぷの3回(人)、4回(人)を使って、
関空にから阪和線と武豊線の乗り潰しを決行、
更に伊賀鉄道と四日市あすなろう鉄道も完乗した。
この1日目、8月8日土曜日は関西本線を四日市まで来て、
スーパーホテル四日市・国道1号沿に宿泊した。
夕食はチェックイン後に近鉄四日市に出掛けた。
本当は別の店に行く予定だったが、
その店はシャッターが降りていた。



仕方がないので商店街を歩き、
夕食を食えるような店を探す。



その中で偶然見つけたのが「麺匠 門蔵」である。
ここは看板に「濃厚とんこつ醤油&和風醤油 極 打ちたて自家製麺」とある。
入店すると店員からアルコール消毒を促され、
額で非接触検温できるタイプの体温計で検温された。



メニューを見てみると主要なラーメンのタイプは4つで、
看板にあった和風醤油 極、とんこつ醤油のほか、
カレーらーめん、台湾らーめんがある。
確かに愛知県では台湾らーめんが有名である。
入店する時は“和風醤油 極”を喰うつもりだったが、
メニューの解説を読んで急遽カレーらーめんに変更した。

 鈴鹿カレーグランプリ受賞。
 とんこつに数種類のスパイス
 を合わせた濃厚スープに太麺
 が絡む当店名物の一杯700円

鈴鹿カレーグランプリというものがあること自体知らなかったが、
グランプリ受賞という文字に惹かれ、注文直前に変更した。
店内はそれほど混んでおらず、少ししてラーメンが提供される。



スープはドロドロ系で太麺に良く絡み合い、
トッピングは厚めのチャーシューが2枚、
青葱が細かく刻んで掛けられている。
そのほかもやしなども乗っていた。


和歌山市「焼肉 香陽」

2008-04-12 | 和歌山県

4月12日土曜日から1泊2日で関西旅行をした。
土曜日は和歌山電鉄の車両取材をしたのだが、
昼食に入ったのが「焼肉 香陽」である。
ここは南海電鉄和歌山市駅の駅ビル地下にある焼肉店で、
去年和歌山に来た時にも入った店。
オーダーはAランチ800円。



焼肉の味よりも一緒に添えられた玉葱の味の方が際だっていた。

※林檎乃裏日記2008、加筆改稿


尼崎「東来軒」

2022-07-13 | 兵庫県

2021年夏の青春18きっぷの旅は、
利用開始日の2日目、7月21日水曜日に、
会社で夏季休以下を取得して午前中は千葉市の病院に通院、
午後はそのまま総武快速線で東京まで出て、
13:00発の東海道新幹線で「のぞみ229号」で、
新大阪まで移動する。
そのあとはおおさか東線の新大阪から放出まで乗り潰し、
JR東西線直通のJR片町線で尼崎まで来た。
ここでの駅取材が目的だったが、
夕食もここで取ろうと思い、事前に調べていた「東来軒」を訪問した。
ここは尼崎駅南口の駅前にあり、
黄色い看板などで目立つのだが、今ひとつ入りづらい雰囲気もある。
逆に云えば地元の人に愛されている“町中華”とも云える。
事前にリサーチしていなかったら訪問していなかったかもしれない。
店の前には黒板のメニュー表も掲示されていた。



そこには、

 ラーメンセット・・・¥700
  (ラーメン+半チャーハン)

 半チャーハンセット・・・¥750
  ・チャンポン
  ・五目ラーメン  +半チャーハン
  ・もやしラーメン

 ・ミニ中華丼
 ・ミニ天津丼
 ・ミニオムライス  +ラーメン
 ・ミニ焼豚丼
          ¥750

と書かれていた。
店に入り、席についてラーメンセット700円をオーダーする。
時間がまだ浅かったせいか、先客は2~3組だった。
店内は所狭しとテーブルが並べられ、
逆にカウンターには椅子が置かれていなかった。
少ししてラーメンと半チャーハンが運ばれてきた。



ラーメンは済んだ醤油味で、関西風ということなのか。
麺はストレートの中細麺で、噛み応えがある。
トッピングはチャーシュー、蒲鉾、もやし、刻んだ葱などで、
シンプルながら店のオリジナリティーが感じられる。
チャーハンは町中華の王道の味で、
久しぶりに本物のチャーハンを食べたと思った。




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